ファッションに無関心な男は見下されていることに早く気づくべき
断言しよう。
もし、あなたがファッションのことをよく知らない、もしくは興味もない、というのであれば、あなたは確実に損をしている。
あなたがどんなに頭がよくて優しくて誠実な人だったとしても、ファッションに無関心でダサければ、残念なことにあなたの評価は低いままなのだ。
自分では気づいていないかもしれないが、人はあなたのファッションを意外と見ている。
そして、無意識のうちにあなたのことを見下しているのだ。それに早く気がついて欲しい。
「おしゃれや服に気を使うのはミーハーでチャラチャラした奴らがやることだ。俺には関係ない。」
こう思っている人もいるかもしれない。
「外見ばかり気にするのは中身のないやつだ。もっと勉強したり内面や知性を磨いた方がいいに決まっている。」
このように考える気持ちもわかる。
ただ、私はそういった考えを理解しているからこそ、逆にファッションを勉強してもらいたいと思っている。
なぜなら、せっかく頭が良かったり能力が高かったとしても、見た目に気を使っていないというだけでその才能が埋もれてしまっている現実があるからだ。
残念なことに、人は他人のことをほとんど「外見」で判断してしまう。
人間は何かを判断するとき、60パーセント以上は視覚からの情報を使っている、といった研究結果がある。
つまり、人が相手を見た目で判断してしまうのは、生物学的にも仕方のないことなのだ。
どんなに内面がすばらしくて、内なる能力が優れていたとしても外に表面化しないと、周りはその魅力に気づくことができない。
そして、それら内面の魅力というのは外に表現しにくいものだったりする。
要するに、内面ばかりに目を向けていると、結果的に自分の良さを誰にも理解されず周りから見下されてしまうのだ。
だから、自分自身の魅力を最大限に引き出し、周りに気づいてもらうためには外見、つまり見た目を磨くのが効果的だ。
そして、見た目を磨くにあたり最も手っ取り早いのが「ファッション」だと考えている。
ファッションはある程度の資金と最低限の知識さえ持っていれば、誰でも磨き上げることが可能だ。
顔のパーツを手術で変えたり、激しい運動や食事制限できついダイエットをするよりよほど簡単である。
しかも、今はまだそれほどファッションの知識がある人が少ないから、少し勉強するだけで簡単に周りを追い抜くことができたりする。
もう一度言おう。
もし、あなたがファッションのことをよく知らない、もしくは興味もない、というのであれば、あなたは確実に損をしている。
だが、少しだけがんばって服を買い、組み合わせ方を勉強するだけで「おしゃれ」と言われるようなファッションができるのだ。
いいかげん、内面ばかり見てないで外見を意識してみたらどうだろうか。