「マネキン買い」は絶対してはいけない3つの理由
このブログを読んでいる人の中には、いわゆる「マネキン買い」をしている人もいるかもしれない。
念のため説明するとマネキン買いとは、服屋のマネキンに着せている服を一式買うことだ。
どんな服を選んだらいいかわからない、どうやって服を組み合わせたらいいのかわからない、と困っているファッション初心者にとって、このマネキン買いは非常に手っ取り早い方法だと考えるのは納得できる。
しかし、私はマネキン買いはオススメしていない。
なぜならその服の買い方にはいくつかデメリットがあるからだ。
その理由を説明する。
1.必ずしも良いアイテムを着せているとは限らない
マネキンはショップの中で非常に目立つため、注目されやすい。
また、マネキン買いをする人も少なからずいる。
お店側はそれを理解しているため、「お店側が売りたいアイテム」をマネキンに着せている可能性が高い。
もちろん、その中には本当に良いアイテムもあるのだが、中にはそうとも言えない微妙なアイテムの可能性があることも否定できない。
例えば、売り上げアップのためにショップのなかにある服の中でも割高のアイテムをあえて着せているかもしれない。
あるいは、在庫処分のために売れ残っているアイテムをあえて着せているかもしれない。
など、いろいろと理由は考えられる。
できればお店を信じたいところだが、向こうも商売でやっているため、上記のようなことをしている店がないとも言い切れないのだ。
2.着回しがしづらい
そもそもマネキンに着せているコーデは、「着回しすること」をまったく考慮されていない。というよりも考慮する必要がない。
つまり、マネキン買いをしたら、他のコーデでそれらのアイテムをどのように使うかは自分で考える必要があるのだ。
ファッション初心者は、自分でコーディネートを考える知識が少ないため、ここで困ってしまうことが多い。
(そもそもコーデの組み方がわからないからマネキン買いをしているのだから、ある種当然なのだが)
結局、その組み合わせでしかアイテムの使い道がわからず、マネキン通りのコーディネートでしか使い道がない、といったことになってしまうのだ。
着回しができず、結果的にコストパフォーマンスが悪くなってしまう。
3.そもそもマネキンコーデがおしゃれとは限らない
あなたは、「マネキンのコーデ=おしゃれ」 と思っていはいないだろうか。
確かに、そのコーデを組んでいるのはショップの店員なのだから、おしゃれなのは当然だ。と考えるのもうなづける。
しかし、残念ながらショップ店員が皆ファッションの理解があるとは限らないのだ。
ファッションの基礎理論を理解している人は、日本にはまだそれほど多くない。
おしゃれと言われている人の大半が、「自分の感覚」をもとに試行錯誤を重ねた結果のファッションなのだ。
ショップ店員も例外ではなく、基本的なことを知らずに自分の感覚のみで服を考えている人が圧倒的に多い。
こういった理由もあって、マネキンのコーディネートは、そこにいる店員のセンスで組まれており、必ずしも普遍的に良いとされる組み合わせとは限らないので要注意だ。
P.S.
僕もよく服を見に行きますが、おしゃれなブランドなのにびっくりするくらいダサいコーデをマネキンに着せているような店も普通にあります。笑
ユ◯クロとかは、わざとやってるんじゃないかってくらいどの店舗にいっても、微妙なマネキンばっかりです。。。笑
まとめ
以上の理由から、マネキン買いは非常にリスクの高い服の買い方だ。
自分が、そのコーデをダサいのかおしゃれなのか判断できれば問題ないが、見分ける自信がなければ控えたほうが身のためだ。
また、着回しをきちんと考えられないとお金と服の置き場所に困ってしまうので、こういった理由からもマネキン買いはさけるべきだ。
「マネキン買い」は絶対してはいけない3つの理由
1.消費者にとって良いアイテムを着せているとは限らない
2.マネキン買いをすると着回しがしづらい
3.そもそもマネキンコーデがおしゃれとは限らない